本資料は過去に出会い系サイト(マッチングアプリ)が起点となり発生した事件やトラブルについてまとめたものです。

詐欺やストーカー、殺人といった刑事事件について記載してあります。

もし今あなたがこれらの重大な事件やトラブルに巻き込まれているのでしたら、すぐにでも警察や国民生活センターへ問い合わせてください。

出会い系で起こる事件は民事ではなく刑事事件となる可能性が非常に高いです。

ですので、けして一人で解決しようとしてはいけません。

くれぐれもご注意ください。

(参考1) 警察庁:あぶない!出会い系サイト

(参考2) 出会い系サイト 各種相談の件数や傾向 国民生活センター

事件・トラブル① 援交相手を妊娠させたら金銭を要求されるようになった

事件の被害者

30代のサラリーマンの男性。

概要・事の顛末

  1. 2012年の2月頃に出会い系サイトで18歳の女子大学生と知り合い、その時に援助(金銭を支払う)を条件に数度セックスをする。
  2. さらに6月になって、再び援助交際にてセックスをする。この時コンドームは付けずに、射精は寸前に外に出して行った。
  3. 7月18日、相手から生理が来ない、どうやら妊娠したようだと連絡があり、20日に検査・堕胎費用合わせて20万円を直接手渡した。
  4. 7月21日の朝に、薬代や通院費用でさらに3万から5万が必要と連絡があった。
  5. さらに同日夜、通院中はバイトができないので、バイト代と合わせて7~8万欲しいと連絡を受ける。
  6. 7月22日、これらを踏まえて8万円を相手の指定した口座へ振り込む。相手の子にこれ以上は無理だと言うと、責任も取らずに逃げるのかといった旨の返事が返ってきた。
  7. 同日夜、親にはバレたくないので理解のある兄と裏の産婦人科(?)に行ってきた、奨学金も切り崩して手術の費用に充てたと連絡がある。加えて、相手が納得行く金額を出さなければ警察に訴えるという脅迫めいたことを言われる。
  8. 7月23日、10万円を振り込むも、その日の夕方に相手からこの金額では少ないと連絡があった。精神的にも金銭的にも厳しくなってきたため、こちらから相手に「然るべきところ(弁護士、民事裁判)で話をするか?」と言ったら、2人の話だからお金をたくさんもらって終わりにしたいと返答された。
  9. さらに23日夜、相手から金をよこせと電話があったため、こちらからはメールで「30万欲しいと言うなら明日振り込む、ただし警察に行くと言って脅迫めいたことをするのならもう2人の話ではない。こちらも法律相談所に行ってくる」と連絡した。
  10. その後、相手からの連絡が途絶え、メールも電話も通じなくなった。(この時点での被害総額は38万円)

このトラブルは一体何だったのか?

事の顛末を見返してみると、中絶トラブルというよりは、典型的な妊娠詐欺といった感じがしますね。

色々とおかしい点や不自然な点が見受けられるのですが、まず親にはバレたくないから裏の産婦人科へ行くというのが怪しさ満点ですよね。

確かに、そういう非合法な場所というのは世の中には存在するのかもしれませんが、何故ただの女子大学生がそんな裏の組織に精通しているのでしょうか。

また、親にはバレたくないと言っている割に、お金を払わなければ警察に通報するとも言っていますね。

警察に通報すれば確実に親にもバレることになるのが分からないのでしょうか……。この点が完全に矛盾していますよね。

もっと言えば、手術費用や通院中のバイト代、奨学金などと称して、金銭の要求がいつまで経っても止まないのも不自然です。

百歩譲って病院の費用までなら納得できますが、バイト代だの何だのは、元々はお互いの責任でセックスした訳ですので理不尽が過ぎますよね。

この時点で、明らかに男性の側から搾り取れるだけ取ってやろうという魂胆が丸見えになっています。

このようなトラブルに対してとるべき行動は?

とはいえ、当事者となってしまった場合、こういった冷静な判断力を保っていられるかは分かりませんよね。

ですので、もしこのようなトラブルの当事者になってしまった場合に、私たちがとるべき行動をリストアップしておきます。

  • 産むという選択肢は無いのか、結婚という責任の取り方ができないかと打診する
  • 女性の両親や家族を含めての話し合いの場を設ける(この場合、外ではなく相手の家で話し合うこと)
  • 産婦人科へ同行し、検査結果などを医師の口から直接聞く(市販の妊娠検査薬を信用しない)
  • 必要な金額については病院のレシートや領収書を元に請求させ、メールや口頭での代金請求には応じない
  • 相手の行動が疑わしい場合は法律相談所などに相談する

とにかくこういったトラブルでは、主導権を相手に握らせないことが重要です。

この例の男性は終始相手の言葉や指示に従う形で騙され続けていました。

確かに、妊娠というのは女性にしか起こらない出来事のため、つい後手後手になってしまうのは無理もありませんが、裏の産婦人科だの何だのを信用しているようでは話になりません。

むしろ「そんな訳の分からないところではなく、こちらが指定する産婦人科へ行ってくれ」ぐらい強気で出ても良いぐらいです。

本当に妊娠しているのであれば、こちらの指示にもある程度従って動いてくれるでしょうし、逆に詐欺だったとしたら絶対にこちらの指示には従おうとはしないでしょう。

ですので、こういったトラブルに見舞われたら、まずは落ち着いて自分が主導権を握るように心掛けましょう。

また多くの方が勘違いしているのですが、お金を払ってセックスをするという行為自体は犯罪ではありません。

今回の例のように、18歳以上の女性が相手であれば児童買春にも当たりませんし、男性側が不特定多数の女性に対して援助交際を持ちかけた訳では無いのであれば、それは単にセフレや愛人にお小遣いを渡すのと同じですからね。

だから、今回の例では「警察に行く」という脅しは本来通用しないはずなのです。

この辺りの知識が無かったせいで、この方は余計に被害を拡大させてしまった感がありますね。

事件・トラブル② 金銭目的で出会った男がストーカー化した

事件の被害者

20代の女性。

概要・事の顛末

  1. 2012年11月下旬、生活に困っていたため金銭的な援助をしてくれそうな相手を出会い系サイトで探し、そこで30代半ばの男性(バツイチ)と知り合った。
  2. 携帯の連絡先を交換し、結局月に10万ほどの援助と、セックスはゴムを付けずに中に出しても良いという条件で、実際に会ってホテルでセックスをした。(男性はパイプカットをしているので妊娠はしないはずだと言っていた。)
  3. その後も数回に渡って夕食やセックスの相手をして、男性から計3万円もらった。
  4. しかし、男性からお金が無いこと、さらにパイプカットも嘘であったことを告げられ、自分自身もこのような行為が悪いことだという意識があったため、男性との今後の関係を全てお断りした。
  5. こちらから別れを切り出した直後から男性がストーカー化し、「メールをよこせ、さもないと全部バラすぞ」のような脅しのメールが頻繁に来るようになった。また自分の勤める会社にも親戚と名乗って一度だけ電話をされた。
  6. ストーカーの案件として警察に相談したいが、金銭目的のセックス(援助交際)をしたという後ろめたさや、もしかして自分の方が売春の罪に問われてしまうのかという不安があって踏ん切りがつかない。

典型的なストーカー気質の男性ですね

わがまま、自己中心的、モラルハラスメント、典型的なストーカー気質の男だと分析します。

そもそも中出ししたいがためにパイプカットをしているという嘘を付くあたりが、ダメダメですね。

こういった男にバツが付くのも納得ができます。

また女性の方も、月10万という条件は確かに魅力的なのかもしれませんが、お金だけのために継続的なお付き合いをするというのは少し軽率過ぎた気もします。

回数を重ねれば男性の方にも執着が生まれてしまうので、一方的に別れを告げれば当然その相手はストーカー化しやすくなります。

自業自得で片付けてしまうのはちょっとかわいそうな気もしますが、やはりお金で体を売るという行為には色々と問題が付きまとうものだということですね。

もしも援助交際の相手がストーカー化してしまったら?

相手のストーカーの男性からのメールの内容次第だとは思いますが、脅迫や恐喝と受け取れるものがあるのであれば即警察に行ってしまって良いでしょう。

当然、女性であっても援助交際については罪に問われる可能性もありますが、こういった犯罪では常に男性側が悪とされるため女性側への罪自体は軽く、場合によっては罪に問われない可能性もあります。

また、すぐに警察に行くのが怖いという場合でも、せめて法律相談所など専門家のいるところへ行き、こういったストーカーに対して今後取るべき対応を教えてもらうべきです。

これを読んでいる方が女性の方であるなら、こういった場合は間違ってもストーカー側の脅しに屈してしまうようなことが無いようにしてくださいね。

そして、その男のストーカー度合いにもよりますが、もし自分や家族が殺されてしまうかもしれないという危険性を感じる場合は、携帯番号やメールアドレスを変えるだけではなく、そのストーカー男の知らない場所へ引っ越したりすることも視野に入れるべきでしょうね。

男性の皆さんは、間違ってもこういったストーカーのように自己中心的で間抜けな行為に及ばないように、常に紳士であることを心掛けてください。

事件・トラブル③ 美人局にあって相手の男から脅迫を受けています

事件の被害者

30代のサラリーマンの男性。

概要・事の顛末

  1. 2012年12月、出会い系サイトで知り合った女性と僅かばかりだが金銭を渡して、ラブホテルで性行為を行った。
  2. その後ラブホテルを出て、女性の指定する近くのコンビニへ車で送り、自分もそのまま自宅マンションへ帰宅。するとマンションに入る寸前で一人の男に声を掛けられ、「俺の女とホテルに行ってたな?」と言われた。
  3. しまった美人局か!?と思いながらも、知らない、自分は忘年会に行っていただけだと返答し、その男の隙を見て車に駆け込み、その場は逃げ出して難を逃れた。
  4. マンションの入り口で声を掛けられたため、自宅の部屋番号まではバレていないが、今後どう対応するべきか悩んでいる。

美人局、しかし計画的では無いようですね

話の流れから言って、これは確実に美人局の匂いがしますね。

ただ、この美人局には次の点にほころびが見られます。

  • 何故ラブホテルを出た直後、女と一緒に歩いている時に捕まえなかったのか
  • 仮にマンションまで行って声を掛けるなら、部屋の場所まで確認してから、後日その女と一緒に突撃した方が良かったのではないか

マンションの前で捕まえておきながら、隙を見て逃げられてしまうあたり、美人局を仕掛けてきたこの男はそこまでこういった詐欺に慣れていない様子が伺えますね。

美人局のようなトラブルを未然に防ぐには?

美人局とは計画性のある完全な詐欺行為であるため、未然に防ぐというのは難しいかもしれません。

ただ、例えば金銭目的で体を売っているような女性とはなるべく関わらないようにすると、美人局のような不要なトラブルは避けられるかもしれません。

上の例の場合でも最初に男性が女性に対してお金を渡していますよね。

やはり男女の関係に金銭を絡めると、途端にトラブルに発展しやすくなるのだと思います。

ですので、出会い系サイトでは、金銭目的でなく純粋にお互いが心を満たせる、そういう出会いだけを求めるべきなのでしょう。

お金を払ってセックスするのであれば、風俗に行きましょう。

その方が、こういった犯罪行為に巻き込まれる心配はありません。

事件・トラブル④ 援助交際でSEXできずにお金だけぼったくられた

事件の被害者

20代の男性。

概要・事の顛末

  1. 2014年1月、出会い系で知り合った女性に2万円でセックスしないかと援助交際を持ちかけられてホテルに入った。
  2. 2万円を先に支払い、行為に及ぼうとしたが、ろくに性交もいないうちに相手が痛いと大げさに騒ぎ、そのまま着替えてホテルの外に出て行ってしまった。
  3. この時初めて自分がぼったくられたのだと気付き、腹が立ったので相手に「あなたの素性は把握している、近いうちに2万円のツケを払うことになるぞ」などとメールしてしまった。
  4. そのメールに対して相手からは「あなたに脅されてレイプされた、警察に被害届を出します」と返事があり、ぼったくられたのは自分のに、逆にこちらが訴えられてしまうのかと今も不安で仕方が無い。

援助交際に潜む罠

援助交際などを発端とするトラブルは本当に後を絶つことがありません。

元々、金銭関係か男女関係かのどちらかだけでも相当な件数のトラブルが発生しているのに、援助交際などはその両方ですからね、トラブルにならない訳がないのです。

ただ、援助交際をする女の子にもいくつか種類がある気がしますね。

まず、お金とセックスを等価交換するのが、通常の援助交際だと思います。

そういった普通の援交娘は風俗嬢やデリヘル嬢と同じで、こちらの態度次第ではありますが案外聞き分けも良く、ある意味淡々と作業をこなして行きますね。

そしてその真逆の存在として、今回の例のようにセックスをちらつかせてお金を奪い取る詐欺師のような子もいます。

お金は欲しいけどセックスはさせたくない、だから適当に演技して逃げ切ってしまえという、まさに自己中心的な、くそま○この代表選手的な存在です。

こういった子に当たってしまうと、セックスはできないお金は取られるで、男性にとっては良いところが全くありませんね。

またちなみに、レアな存在ではありますが、援助交際でお金もセックスも両方楽しみたい子なんてのもたまにいます。

こういった子は誰とでもセックスするのではなく、なるべく自分がセックスしたいと思う相手だけに体を許すという妙なポリシーを持っていたりします。

ただまぁ、結局は援助交際なのでしっかりとお金は持っていくんですけどね(笑)

援助交際トラブルは泣き寝入りか、それとも?

今回のように、援助交際を発端としたトラブルに見舞われた場合、私たち男性はどうするべきなのでしょうか。

私の個人的な意見を言わせてもらうと、被害額が少額であるならひとまずは泣き寝入りしかないのかなと思います。

というのも、今回のように下手に相手に突っ込みを入れると、相手も覚悟を決めて「男性側から援助交際を持ちかけられた」とか「レイプされた」とかいう設定を出してくるでしょう。

そしてラブホテルという密室空間の中でレイプされた/されていないを証明するのは難しく、また性犯罪で男性不利になることは痴漢冤罪が無くならないことからも容易に想像できるでしょう。

だったら、下手に突っ込んでヤブヘビになるよりも、こちらからの報復を諦めて泣き寝入りした方が被害が少なく済むと思います。

ただし、その後「やっぱりレイプされたと警察に言おうと思う、それが嫌なら慰謝料をよこせ」などと言ってくるのであれば、覚悟を決めて脅迫されているということを警察か法律相談所に相談しに行くべきです。

可能であれば、味方の弁護士を付けて3人での話し合いを行いましょう。

相手が詐欺師や、個人でぼったくりをしているだけの女であるなら、弁護士という存在が出てきた時点で適当な理由を付けて引き下がるはずです。

事件・トラブル⑤ 下着を購入するとウソの約束をしたら警察に訴えると脅迫された

事件の被害者

30代の男性。

概要・事の顛末

  1. 2014年6月、出会い系サイトで知り合った20代後半の女性に対して、下着を購入する約束と、お金を支払いセックスをする援助交際の約束を取り付けた。ただ、この時はからかい半分で、実際には下着を買うつもりも会ってエッチをするつもりもなかった。
  2. 後日、メールにて、下着はこちらが指定したコンビニの男子トイレの中で脱ぎ、その下着を自分が回収してからホテルへ行ってお金を支払うと約束をした。
  3. 約束の当日、自分が指定したコンビニの駐車場に車を止めて見張っていると、写真の女性らしき人がコンビニに来てトイレに入って行ったのを見た。
  4. この時点で帰れば良かったのだが、本当に下着をトイレに置いてきたのかが気になって、無関係なコンビニ客を装ってトイレへ行き、女性物の下着が紙袋に入っているのを確認した。
  5. 下着には興味が無かったので、その紙袋は持たずにトイレを後にしてそのまま車に乗り込もうとしたが、どうも先ほどの女性が何かに気付いていたような素振りを見せていた。
  6. その後、女性からメールが来て「車のナンバーの写メを撮った、警察に下着を騙し取られたと被害届を出した」と言われ、さらに「被害届を取り下げて欲しければ、直接会って謝罪すること、携帯電話の番号など直接連絡ができるものを教えることが条件だ」と言われた。

正直、くだらないトラブルだと思います

さて、このトラブルって皆さんどう思いますか?

私は正直なところ、くだらないトラブルだなぁ……と思ってしまいますね。

まぁ、実際にトイレに置かれた下着を回収してしまったのであれば、被害届云々はともかくとして女性側に泥棒と罵られても文句は言えません。

ただこの方は最初から、援助交際をするような女性をからかうだけが目的で、下着の購入も援助交際もするつもりが無かったようですからね。

騙したのは確かですが、それが刑事事件に発展するかと言えば、無理があると思います。

だって、男性側は単に出会い系サイトのメールでした約束を破っただけですからね。

約束を破っただけで逮捕されてしまうのであれば、日本全国ほぼ全ての人が今頃刑務所内で服役していますよね(笑)

ですので、この男性が女性に対して謝罪する必要もありませんし、何かしらの責任を取る必要も無い訳です。

逆に女の言うとおりにして直接会って連絡先を教えてしまったりしたら、そこからこちらの弱みにつけ込んで金銭を要求されたりするでしょうね。

そっちの方が怖いです。

ただし、常習していると事件になる可能性があります

ただ、もし例えばこの男性に下着収集の趣味があったり、常習的に下着の購入などを行っていたりすると、一転して立場が危うくなる可能性もゼロではありません。

この女性に対する詐欺の未遂では逮捕されないかもしれませんが、18歳未満の未成年との性交の事実が無いかとか、近所で通報のあった下着泥棒などの変質者と同一人物でないかとか、あらぬ疑いを掛けられる可能性があります。

とはいえ、今回のようなケースであれば結局下着も取られてはいないので、女性側には被害が全く無い訳ですし、男性側がストーカーのように付きまとっている訳でもありません。

ですので、仮に男性側にそういった下着収集の趣味を持っていたとしても、十中八九警察が動くようなことは無いでしょう。

ただしまぁ、あえて言うならば、そもそも軽い気持ちであっても出会い系サイトで出会った相手をからかうといった行動自体がよろしくないです。

この男性のように余計なトラブルを抱えたくなければ、絶対にこういったことはしないようにしてください。

事件・トラブル⑥ 池袋出会いカフェ女子大生殺人事件

事件の被害者

22歳の女子大学生。

概要・事の顛末

  • 2010年9月、一人の女子大学生が池袋の出会いカフェ「キラリ」で知り合った29歳の男とラブホテルへ行き、そのホテルの部屋でその男によって殺害された事件。
  • 殺害の動機については、男がシャワーを浴びている間に財布の中にあった1万円がなくなり、それをその女性が盗んだと思い口論になったのがきっかけだった。
  • 口論の際、女性から男性に対して「レイプされたと警察に言う」と脅されたため、腹を立ててその場で殺害。
  • その後、知人に犯行を打ち明け、そのまま警察に出頭(自首)した。

男性の供述を元にした補足

  • 二人は出会いカフェ(実質、風俗店であった)で出会い、被害者である女性に2万円を支払い飲食を、さらに3万円を支払いホテルで性交をした。
  • 男性がシャワーの後、自分の財布から1万円が無くなっていることに気付き女性に問い詰めると、女性は「クレジットカードの支払いに困っているので貸して欲しい」と言ってきた。
  • さらに加えて「無理矢理ホテルに連れ込まれたことにして警察に訴える」と言われたため、そのまま殺害した。

トラブルになった時の会話の具体的な内容

男性:「1万円返して」

女子大学生:「ほんとはホテルなんかに来たくなかった。無理矢理連れて来られたって警察に言う」

男性:「警察に言って困るのはそっちだろ」

女子大学生:「警察以外にも、私のために動いてくれる人はいる。あなたの家の住所だって知っている」

男性:(帰ろうとするA子さんを引き留め、肩をつかんだ)

女子大学生:「首を絞められたことも言ってやる」

引用:池袋出会いカフェ女子大生殺人事件 裁判傍聴記録

悪いのは男か?それとも女か?

出会いカフェと言う名前の実質風俗店だったようですが、男女の出会いの場が一転して殺人事件の舞台となってしまったトラブルです。

さあ、これは男と女どちらが悪いのでしょうか。

人を殺してしまった男性が悪くないとは言えませんよね。

ただ、この女性にも、殺されるまでは行かなくともそれなりに悪いところがあり、いつ誰に殺されてもおかしくはなかった気もします。

この女性はそこらにいる普通の女子大学生ではなく、出会いカフェという風俗店で働いていたり、体に刺青を入れていたりと、すでに夜の世界にどっぷりと浸かっているような女性でした。

さらに事件当日の男性とのやり取りや会話の内容から見るに、この女性には一般的な常識やモラルといったものが欠けているように感じられます。

結局は、遅かれ早かれ、何かしらのトラブルには巻き込まれる運命だったんだと思います。

やはり、男女の関係に金銭が絡むとトラブルになりやすいです

もし普通の男女の、普通の恋愛として出会っていれば、こういった凄惨な事件も起こらなかったのかもしれません。

やはり、出会いという行為にに金銭を絡めると、途端にトラブルの発生率やその度合がグンと高まる気がします。

さらに言ってしまうと、金銭目的で体を売るような人は、何かしら感情というか、正常な思考が抜け落ちているようにも思えます。

そのため、この事件の被害者である女性のように、人の財布から勝手にお金を抜き取ったり、人の弱みにつけ込んで警察に訴えると脅したりすることができるんでしょう。

騙したり騙されたり、脅したり脅されたり、一度その習慣が付いてしまうと常に心が疑心暗鬼に囚われてしまいます。

事件・トラブル⑦ 和歌山出会い系サイト強盗殺傷事件

本事件についてはWikipediaの方が詳しく書かれています。

詳しく知りたい方はどうぞそちらをご覧ください。

(参考) 和歌山出会い系サイト強盗殺傷事件 Wikipedia

登場人物

  • 24歳の自称モデルの女性
    →加害者、主犯(殺人教唆罪、他)
  • 32歳の男性
    →加害者(殺人の実行犯)であり、主犯の女による殺人教唆の被害者でもある
  • 加害者女性の恋人の姉
    →被害者、死亡
  • 加害者男性が以前勤めていた会社の社長
    →被害者、生存

概要・事の顛末

  1. 2002年、あるモデルを名乗る24歳の女性(後に犯人となる女)が、出会い系サイトを通じて32歳の男Aと知り合った。そしてこの女は、男Aが自分に夢中であることを逆手に取り、毎月20万円以上の金を貢がせていた。
  2. 女にとって男Aは単に金を貢がせるだけの存在であり、実は出会い系を通じて別の会社員男性Bと知り合っていて、女にとってはこちらの男Bがいわゆる本命の恋人であった。
  3. ただ、男Bには病弱な姉がいて、もしこの男Bと結婚するならば、この病弱な姉の面倒まで見なくてはならないことに嫌悪感を感じていた。
  4. そこで、女は男Aに「もし成功したなら結婚しても良い」と甘い言葉を述べ、男Bの姉を殺して死体を始末し、さらに金銭を強奪するように指示した。
  5. 男Aは言われるがまま、それまで面識の無かった男Bの姉を殺害し、金銭を奪って女にそれを渡した。
  6. しかし女は、男Bの姉から奪った金額が少額であったことに憤慨し、男Aに新たな強盗殺人を指示する。この時のターゲットは金を持っていれば誰でも良いという、極めて身勝手なものであった。
  7. 男Aは自分と結婚してくれるという女の約束を盲信し、自身の以前の勤め先であった会社の社長をサバイバルナイフで殺害しようとした。しかしこの殺害には失敗し、社長は一命を取り留めた。
  8. 生き延びた社長の証言により、男Aは強盗殺人未遂の容疑で逮捕され、その共犯(主犯)として女も逮捕された。
  9. 実行犯である男Aと、主犯である女が逮捕されたことにより、男Bの姉に対する強盗殺人及び死体損壊・遺棄などの犯行が明るみになり、結局女と男Aには無期懲役刑が科せられることとなった。

主犯の女による、実に利己的な犯行でした

まず、この女は男Aと男Bの両方を自分の手玉として扱っている点がポイントです。

男Bに対しては本命として扱っていたとはいえ、その身内である姉を邪魔者扱いしていることから男Bに対しての愛情は無く、単に自分のステータスとして側に置いておきたかっただけなのだと推測できます。

そして男Aに対しては、男Aが自分に夢中であるのをいいことに毎月20万の支払いを命令し、さらには何かと口実を付けて次々と金をむしり取っていたと言います。

最後には男Aの金だけでなく、人としての運命までをも思いのままにしようとし、この犯行に誘ったのですね。

この男Aは裁判が始まる前に「僕は生きていて良いのでしょうか」といった旨の手紙を綴っており、犯行が自分の意思で行われていた訳ではないこと、それを分かっていつつも女の言葉に意のままに操られて犯行を犯してしまったことを後悔していたそうです。

男Bや殺されてしまったその姉はもちろん、この男Aについても何だか不憫でなりませんね。

出会い系サイト=犯罪の温床というイメージが出来上がりました

この事件の影響か、翌2003年には出会い系サイトで知り合った男性に3000万円の報酬で殺害を依頼するという事件や、さらに2005年には同じように出会い系サイトで知り合った人間に数百万の報酬で祖父の殺害を依頼する事件などが相次いで発生したようです。

こういった当時の背景から、出会い系サイト=犯罪の温床といったイメージが定着したようにも思えます。

もちろん、当時に比べると、今では出会い系サイトを舞台としての各犯罪行為は減少傾向にあるようですが、それでもやはり出会い系サイトというところがトラブルの火種を抱えていることに変わりは無いのかもしれませんね。

私たちのように平和的に出会い系サイトを利用したい人間にとって、こういったトラブルの元になるような人達の存在は本当にいい迷惑です。

この記事を読んでいる方が、もしこの事件と似たような境遇にいるのだとしたら、今一度何が本当に正しいのかを冷静に考えてみてください。

事件を起こしてしまってからでは取り返しがつかない、言うまでもないことですよね。

くれぐれもご注意を。

出会い系サイトやマッチングアプリで起きた事件 まとめ

いかがでしたか?

資料としては中々ショッキングなものもあったかと思います。

ただひとつ安心して欲しいのが、今はインターネットも身近な存在となっていて、そのため出会い系サイトやマッチングアプリが犯罪の舞台となることも少なくなりました。

これは非常に喜ばしいことです。

しかしそれでも、人が欲望を抑えきれなくなった時や、心に暗い影が差した時に、事件は起こってしまうのだと肝に命じておいてください。

また冒頭でもお伝えしましたが、もし今あなたが何かしらの事件やトラブルに巻き込まれているのでしたら、すぐにでも然るべき場所に相談しましょう。

今後も皆さんが安心して出会い系サイトやマッチングアプリを使っていけるよう、私も微力ながら情報を発信し続けていきたいと思います。