ロストバージンを応援することが主旨のこのページカテゴリーですが、先日読者の方から「若い時分に、処女/非処女と区別されることが、性行為に対する嫌悪感に繋がってトラウマとなってしまった」といった内容のメッセージをいただきました。

少なくとも私自身の身の回りではそういったことってなかったので、寝耳に水というか、まさに青天の霹靂というやつだったのですが、お話を詳しく聞いている内になるほど確かにそういったことはあるかもしれないと思うようになりました。

そこで本記事では、処女を捨てるとはどういうことなのかということについて、少し考えていきたいと思います。

事の顛末、なぜ性行為に対して嫌悪感を持ってしまったのか?

まず、その方(Nさんとします)のメッセージを引用させていただきます。(一部、読みやすいよう推敲してあります。)

私が性行為に関して抵抗感や反発感を持ってしまった原因は、みんなよりも一足お先に処女を捨てた『非処女からの非処女自慢』からでした。

まぁその時は、自慢していた当事者は何をしゃべっていたかに関してはおおよそ理解できてはいましたが、そんな下品な話聞きたくもなかったので、次の授業が移動教室の時間だということをいいことに教科書がなかなか見つからないふりをして全然聞かないふりをするというようなことに徹していました。

どうやら、自慢屋の言いたいことは学校一のイケメンの先輩と交尾したことの自慢なようでした。

そしたら、その自慢屋さんはチャイムがなり終わってみんなが他の教室にいってしまって教室に私しかいない状態のときに私のところまで来て耳元で「処女」とささやいてそそくさと教室を出て行きました。ホント気分が悪くなりました。

ここで「処女で何が悪い!?」という反発心に芽生えてしまい、非処女やセックスというものに対して敵対心を抱いてしまったわけです。

セックスしたってだけでこれだけ自慢できるのはまあ若いからだなあ、と30超えた女としては思ってしまうのですが、それにしてもこの自慢屋の子はちょっと浮かれ過ぎですね。

そして結局、Nさんは高校を卒業するまでなぜかこの自慢屋の子に付きまとわれ、「処女なんてダサい」と言われ続けられ、それがセックスに対する嫌悪感に繋がってしまった……という訳なんだそうです。

ここまで来ると、もはや同性によるセクハラや性的いじめと言っても過言ではありません。

なぜ処女を捨てたいのか?自分の心の中を整理しましょう

処女であることに悩む女性は意外なほど多いです。このサイトにも実に、1日300人ぐらいの人がやってきます。

ただ、なぜ自分が処女を捨てたいかまで自覚している人は少ないです。

例えば、私に送られてくる相談メールの約半数が「今の彼氏にバレる前に処女を捨てたい」といった感じのものだったりします。

その都度、私は必ず「それは本当にあなたの幸せに繋がることですか?」といった風に問いかけます。

するとほとんどの方が「考え直します」とか、もしくはそのまま連絡が返ってこなくなります。

確かにここ十数年の日本は早熟化しているというか、とにかく若い時に処女を捨てた方がいい、みたいな文化になっています。

実際、まあ20代前半ぐらいまでには処女は捨てておいた方が色々と立ち回りやすくはあるのですが、それでも機会が無いのに無理矢理捨てるようなものでもありません。

あくまでも自分が望む相手に捧げる、それが理想ですし、その後のあなたの人生に大きく影響してくると思います。

もちろん「30歳にもなって処女だなんて死んでも言えない!」というような方もいらっしゃいますし、そういった場合は、理想を一度横に置いて先に経験をするというのも悪い判断ではありません。

実際、そうやって幸せを掴んだ方もいらっしゃいますので、この辺りはケースバイケースですね。

後悔のないロストバージンを目標にしましょう

普段扱わないテーマなので文章が右に左にとっ散らかってる気もしますが、私が言えることは常に一つです。

あなたが後悔しない、そしてあなたの人生を幸せにするために、処女を捨てて欲しいということです。

処女は、別に恥ずかしいものでも、不名誉なことでもありません。

周りの雰囲気に流されて何となく捨ててしまったり、捨てなきゃいけないといった強迫観念に駆られる必要もないのです。

自信を持てというのもおかしな話ですが、自分が処女であることに対して必要以上に不安を感じる必要はありません。

普通に恋をして、普通に男性とお付き合いをすれば、遅かれ早かれ処女喪失の時はやってきます。

ですので安心して、その時が来るのを待ちましょう(*˘︶˘*).。.:*♡