「ナンパってしたことないんだよね」
「恥ずかしいし、やり方も話しかけ方もわからない」
ナンパをしたことがない人で、このように言う人は多いのではないでしょうか。
まあ男がみんなナンパ師だったら出会い系サイトなんて流行らないでしょうし、そもそも草食男子なんて言葉も生まれませんでしたよね。
でも、だからと言って、ナンパしたことが無い=ネットでもナンパなんて出来るわけが無い、なんて思っていませんか?
だとしたら、それは間違った思い込みです!
ネットナンパは誰でもできて、しかも恥ずかしくない手軽なナンパ手段なのです!
実は私も、リアルでのナンパはしたことがありません
出会い系サイトなどを使ったいわゆるネットナンパ歴は10年以上に及ぶ私ですが、実はネットを介さない、リアルのナンパはただの一度もしたことがありません。
時々一念発起して「路上ナンパをしてやるぞ!」と思うのですが、いざ街中に立つと固まって動けなくなってしまうんですよね。(これをナンパ用語で「地蔵」と言うようです。確かにじっと固まって動きませんからね)
そんなヘタレな男でも、ネットであれば街中にいるナンパ師のように縦横無尽に女子に声をかけて回ることが出来ます。
これは実際やってみると分かるのですが、まず相手が目の前にいない分、全く緊張しないんですね。
仮に恥をかいても、顔も名前も知らない相手であればそのまま逃げてしまえば良いのです。
現代日本においてインターネットはすでに小学生ですらやっている時代ですから、立て続けに同じ人と遭遇する確率なんて知れたものです。
それに、口下手な人であっても、メールであればじっくりと次のセリフを考えることが出来ます。
「好きだよ」といった恥ずかしいセリフも、面と向かって言うのは難しくてもメールなら案外さらっと言えたりします。
上のような状況から来るインターネット特有の居心地の良さのせいで、私はもう10年以上もネットナンパにハマってしまっています。
ただしもちろん、ネットナンパにはデメリットもあります
ネットというある意味特殊な環境でナンパをする以上、その環境に依存した問題も発生してきます。
ネットナンパのデメリットでよく言われるのが、以下の6点ですね。
- 相手の女子の実際の顔や姿が見えない。
- ネカマ(ネットオカマ)かもしれない。
- 大勢を相手にナンパしていると、誰がどの子だったか忘れてしまう。
- メール無精な人には向かない。
- 主導権が女子に握られがち。
- 犯罪を企てているかもしれない。
特に1、2番ですが、私がネットで出会い系をやり始めた頃というのは「メールは文字だけ」「写メというものが無かった」時代ですから、このデメリットは相当大きかったです。
ネットでナンパした女子との待ち合わせ場所に行ったらドタキャンされた挙句着信拒否を食らったり、「ちょっと無理、勘弁してくれ」という子が待ち合わせ場所に立っていて、思わず目まいや立ち眩みがした経験が何度かあります。
しかし、最近では事前の写メ交換が男女共に当たり前ですから、このデメリットはほぼ無くなったと言えるでしょう(※詐欺写メだけは気をつけなければいけませんが)。
そして3~5番は完全にこちら側の努力で何とかなります。
3番はメモをしっかり取っておけばミスも減りますし、出会い系自体にメモ機能がついている場合もあります。大いに活用しましょう。
4番はちょっと気合いを入れてこまめにメールを送るようにすればOKです。大体女子と話せるのが嬉しければ、メールを面倒臭がる理由はありませんよね?
5番については話術を鍛えて主導権がこちらに来るようにすれば良いだけです。
今はコミュニケーション関連の書籍なども書店に行けばズラッと並んでますから、もしトークに自信が無いのであればこういった本でまず基礎を学ぶのも良いでしょう。
ただ、問題なのが6番ですね。
ネットナンパに成功してトントン拍子でエッチまでしたら、実は美人局で高額の慰謝料を請求されたり、待ち合わせ場所に行ったらDQNな少年少女たちに囲まれてボコボコにされた揚句財布まで盗られて……など、例を挙げればキリが無いですね。
ネットナンパはお互いに相手が見えないという点がメリットなのですが、同時にこのようなリスクを高めるデメリットにもなる点に注意です。
こればかりは運と言うか縁と言うか、被害に合ってしまうのも半ば仕方のないことかもしれません。
ですがそれだけに任せてしまうのでは何とも心許ないので、ネットナンパのリスクに対する予防策をいくつかお教えしましょう。
まずは待ち合わせ場所を人の賑わうところにすること
人気の無いところで待ち合わせて、そのまま攫われてしまう……なんてことが無いように、ネットナンパでの待ち合わせは駅前などの比較的賑やかな場所を選びましょう。
さらに待ち合わせ場所に土地勘があれば言うこと無しです
細い路地や、初見では迷いやすい道などありますよね。
あなたに土地勘があり、相手にそれが無い場合は、仮にあなたが逃げ出した時に相手を撒ける確率がグンと上がるでしょう。
地元の駅とか、普段よく使う場所がやはりベターです。
もっと言えば、逃げる時のシミュレーションをしておくと言うのもアリですよ。
そして大金を持ち歩かないこと
仮に大勢に囲まれてボコボコにされたとして、せめて財布の中身だけはダメージを抑えましょう。
普段使わないような安い財布を持って行くとか、値段の高いアクセサリーは最初はして行かないなど、金銭的な面で気を付けることは出来るはずです。
リアルでのナンパでも、ネットナンパでも、大事なのは努力と戦略です
ここまでを読んで「ネットナンパも何だかめんどくさいな」と思った方は、少なからずいると思います。
ただ、ネットナンパだからこんなにめんどくさい、のではありません。
実は、街中のナンパ師たちは「どう声をかけるか」「どの角度、速度で近づくか」「引っぱたかれるまでは絶対に引かない」など、ネットナンパには無い別の問題・課題を抱えているのです。
そして、それらの課題を1つ1つクリアしていった人が、ナンパを成功させているのです。
成功するナンパ師に共通して言えるのは、皆、相当勤勉で努力家だと言うことでしょう。
という訳で、皆さんもネットナンパをがんばってみてください!