もし今のあなたが「私はもう一生処女のままで良い!」のように思っているのだとしたら、それは絶対に止めたほうが良いと私は思います。
なぜなら、そう思えるのは今のあなたがまだそれなりに若いからで、きっと遅くとも40代が見え始めてきたあたりでほぼ100%確実に後悔することになるからです。
なぜ後悔することになるのか、現実的な面から見ていきましょう。
頼れる相手がいないという絶望
まず、というより最初から最後までこの話が関わってくるのですが、一生処女でいるということはお互いに寄り添う相手がおらず、健やかなる時はもちろん、病める時まで自分自身の力で全てを解決して行かなければならないということになります。
特に金銭面での負担は非常に辛く、女性の身で一生を一人で暮らしていくのなら、年収にして1千万円代はキープしておきたいところでしょうね。
最初から1千万円に届かなくても良いのですが、ピーク時の年収はそれを超えて行きたいところです。
なぜって?もちろん老後の蓄えのためです。
世知辛い話ですが、現代社会で生きるためにはある程度まとまったお金が必要になってきます。
そして一生処女という茨の道を選んだからには、せめて日々の生活ぐらいは人並みかそれ以上のクオリティーを維持したいですよね。
そういった現実的な認識を持たずして「一生処女のまま!」などと言っているのであれば、歳を取ってからの生活は多分あなたの想像以上に過酷なものになることでしょう。
最悪の場合ホームレスで、しかも処女とか、想像しただけでも惨めで悲しいですよね……。
周りの人とは別のステージに進んでしまったという孤独感
そして、仮にどれだけ日々の生活が充実していたとしても、その覚悟が中途半端なものであれば、やはり周りの人と自分は違う世界に進んでしまったのだという孤独感にさいなまれることでしょう。
例えば、朝に6~7人ぐらいで並んで登校している小学生の列を見て、ふと小さい頃の自分や両親を思い出すことってありませんか?
優しかったり、怒られたり、遊びに連れて行ってもらったりなどなど。
ああいうことを、自分は誰にもしてあげられないんだなって思うと、胸が締め付けられる気持ちになりませんか?
もし「いや、全然平気だけど?」と仰るのなら、あなたにはもう一人で生きていく覚悟がおありになるのでしょう。
ですがそうでないのなら、おそらくあなたはそう遠くない未来で確実に後悔することになります。
人間って元々が群れで生活する生物ですから、自分以外の誰かに依存しないと健康な意識が保てないんです。
私も昔は「一人で生きる派」でした
実を言えば、私も若い頃は結婚なんてしないで一人で生きていこうなんて思っていました。
まあ私は処女ではなく、どちらかと言えば経験は多い方でしたが、それでも結婚して家庭を持つということにあまり魅力を感じなかったんです。
ただ、30歳が目前に近づいた時、漠然とした不安に襲われて、ついその時付き合っていた相手と結婚して今に至ります。
やっぱり冷静になって考えてみると、死ぬまで一人で生きていくっていうのは相応の覚悟はもちろん、相応の実績(まあつまりお金です)も必要だなって思ったんです。
それに気付いた時は「無理じゃん、何バカなこと言ってんの私!?今ならまだ間に合うよ!!!」って感じでした(笑)
ですので、もし今のあなたが処女を理由にして「一生一人で生きていく!」と仰るのなら、もう一度よく考えてみてください。
一人で生きて一人で死んでいく覚悟、あなたには本当にありますか?