私は出会い系サイトで年上の男性と知り合い、処女を卒業しました。
実は私はアトピー性皮膚炎で、小さい頃から肌ケア関係では物凄く苦労をしてきました。
その甲斐もあって顔や手足などの体の目立つパーツはそれなりに綺麗に保っていられたのですが、どうしても背中や腰などは寝ている時に掻きむしってしまうらしく、いつもかさぶたと傷跡だらけでした。
そんな青春を送っていたので当然彼氏の前に裸になるなんてことはできず、付き合った彼氏はみな「セックスをさせてくれないから」と言って去って行きました。
彼と出会ったのは、気がつけば大学の卒業も決まり、毎日をぼんやりと過ごしていた時期だったと思います。
駅前で渡された出会い系サイトのチラシが入ったティッシュ、それに何となく登録してみた先で、彼と出会いました。
7歳年上の彼は別段格好良い訳ではありませんでしたが、私の話をよく聞いてくれる大人の余裕?みたいなものがある人でした。
そのため、私も彼に対して安心していたんだと思います。彼に「ホテル、行きたいな」と言われた時、強く断ることができませんでした。
彼に嫌われたくないという気持ちと、もしかして彼なら私の全てを受け止めてくれるかもという淡い期待があったからです。
結果としてその期待は大当たりで、私の傷だらけの背中を見て彼は私の背中にそっとキスをしてくれました。
嬉しさと同時に申し訳なさもこみ上げてきて、私は「汚いから、お願いやめて……」と言ったのですが、彼は「どうして?アトピーは仕方ないじゃん?綺麗な背中だよ」といって構わず私の背中をぺろぺろと舐めてくれたんです。
私自身が大嫌いな私の体を、彼は大好きだと言ってくれました。それがとても嬉しかったです。
処女卒業体験談インタビュー
裸になるのは恥ずかしくなかった?
死にたくなりました。
特に背中は最後まで見せたくなかったので、見られた時は心の中で「ああ、もうダメだ。きっと嫌われる!」って覚悟してましたね。
結局そうはならず、私も彼の前では自然と裸を見せられるようになりました。
下着を選ぶのが楽しくなったのも、多分この辺りからだと思います(笑)
処女卒業は痛かった?
実は、一人で指を入れて……ってしていたので、もしかしたら厳密に言えば処女ではなかったのかもしれません(笑)
なので痛くはなかったです。
それよりも、私のことを好きだと言ってくれる彼に抱きしめられるあの時間が、ただただ幸せでした。
その後の彼との関係は?
その後は3年間のお付き合いを経て、彼は私の旦那様になりました。
彼に受け入れてもらえた安心感からか、不思議なことに以前よりもアトピーの症状も軽くなり、傷跡だらけだった背中や腰も大分綺麗に落ち着きました。
ちなみに私たちの結婚について、お互いの両親や友人たちは皆祝福してくれていますし、私たち自身も今幸せな日々を送っていますが、二人が出会ったきっかけが出会い系サイトであったことだけは未だに秘密にしてあります(笑)
でも私も彼も毎日がラブラブで楽しくて、これって運命だったんだなって思います。