最近になってテレビや雑誌などでよく取り上げられる「セックスに興味が無い系男子」をあなたはご存知ですか?
セックスに興味が無い系、言い方を変えれば「草食系男子」とか「ソフレ(添い寝フレンド)男子」のように表現されていたりもしますね。
それだけならまだしも、性別の垣根を飛び越えて「女装子」「男の娘」のようなトランスセクシャルな男性の存在までもが社会的に認められ始めてきているのです。
これにはまあ私もびっくりしました!
まあとにかく、80~90年代の頃のような男らしくガンガン生きる男性が減り、代わりに女の子の体への興味が薄いナヨナヨとした男性の数が増えてきているんだそうです。
そうなると当然、私たち女性の側も男性と付き合えない人の割合が増え、結果としていい年になっても処女や童貞が捨てられない時代になってしまっているのです。
一体なぜこんなおかしなことになってしまったのでしょうか?
なぜ処女が捨てられない時代になったのか?男女平等の裏に潜む罠とは
男女平等から来る生物的役割の希薄化
小難しい見出しを付けましたが、要は男と女のそれぞれの生物としての役割分担が薄れてきているのが主な原因だと私個人は考えます。
これはどういうことかと言いますと、例えば一昔前でしたら「男は外に出て稼ぎ女は家を守る」というのが常識だとされてきましたね。昭和以前の古い価値観です。
この時代では、女性にアプローチをするのは男性の役目でしたし、男性は他の同性のライバルたちに負けないように常に強くある必要がありました。
逆に女性の側はあまりガツガツするのはみっともないとされ、男性に対しては常に言い寄られる側といういわばお姫様のような待遇だった訳です。(結婚するまでの間かもしれませんが。)
それが良いか悪いかは置いといて、昔は「男らしい」「女らしい」という概念がどちらもしっかりと確立されていたのです。
男性の地位低下による「らしさ」の消失
それが近年では「女性の社会進出」「女性が活躍できる時代」みたいなスローガンが掲げられ、女性も男性も同じ地位に付くことが珍しくなくなってきました。
これは一見すると確かに女性の地位が向上したようにも思えますが、逆に言えば男性の地位が低下したとも取れる訳です。
例えば、これまでは男性だけで競っていた社会的地位の奪い合いに、今では女性までもが参戦しています。
これは言い換えれば、椅子取りゲームの椅子の数が変わらないのに参加する人数だけ倍になったようなものです。
結果は言うまでもなく、椅子に座れる男性の割合は著しく低下しますよね?
こういったことが続くとどうなるかと言いますと、まず男性は「男らしい」という感覚がよく分からなくなってきます。
一昔前なら「ガンガン働く」「ガンガン攻めこむ」といった生き方が男らしいとされていたのですが、現在ではそこに女性までもが加わって自分のライバルとして立ちはだかってくる訳ですから、「では一体男らしいとは何なんだろう?」と男の人はなってしまうのですね。
そしてそれは仕事だけではありません。
社会の至る所で女性の地位向上と男性の地位低下が同時に行われているため、以前のように男が男らしく振る舞うというのができなくなってきているんです。
それが巡り巡った結果、先に述べた草食系男子やソフレ男子のような存在につながっているんですね。
それでいて、未だに女性は「お姫様」のまま
では逆に、現在の女性がかつての男性のように「男らしく」振る舞っているかというと、ちょっと違います。
もちろん「肉食女子」みたいな女性もいますが、それはごく少数の人たちです。
実は女性の地位が向上した現在においても、昔ながらのお姫様扱いをされたがる「女らしい」女性がほとんどなのです。
男性に混じって社会でガンガン戦う一方、恋愛面においては一昔前の女性のように「男性の側が男らしく私にアプローチをかけてくるべきだ」と主張しているのですね。
冷静に考えてください、これは相当無茶な話です。
もしあなたが社会において男性と肩を並べて生きているのでしたら、恋愛面においてもあなたは「男らしく」あるべきです。
つまり、巷で肉食女子と言われる女性のように、あなたの方からアプローチをガンガンかけるべきなのです。
男性と同じように働き、同じような評価を受けながら、恋愛においては女性として扱って欲しいというのはわがまま以外の何物でもありません。
そこに気付いてください。
これからの時代、男女はどうあるべきなのか?
さてまあ長々とつまらないことをお話ししましたが、私個人の考えとしては「昔に戻る」か「女が肉食になる」か、このどちらかだと思います。
昔のように男女の役割をはっきり分ければ、きっと処女が捨てられないなどと悩む女性の数も減るでしょう。
そうでなければ、これからの時代は女性が男性にガンガンアプローチをかけて行かなければならないと思います。
どちらも嫌だと言うのならそれでも構いませんが、その場合は下手すれば30歳になっても40歳になってもずーーーっと処女のままかもしれませんよ?
中々難儀な時代になったものだなあと、記事を書いていて改めて思いますね。