出会い系で知り合った女性から、デートのドタキャンをされると悲しく、そして虚しい気持ちにさせられますよね。

私自身も何度か経験がありますが、せっかく着飾り、気合を入れて待ち合わせ場所に行ったのに、女性に会えないと気付いた時はガッカリさせられるものです。

ドタキャンされた場所や時間にもよりますが、大抵そういう時は普段行かないような地域や、友人たちに連絡がつかないような時間であることが多く、それが余計に寂しさを倍増させます。

このように、出会い系での出会いには必ずといって良い程、ドタキャン問題はついて回るものなのですが、もしそのデートの約束を出会い系サイト内のメールでしていたのだとしたら、その相手はキャッシュバッカーだったのかもしれません。

そこで今回は、出会い系キャッシュバッカーの実態と対策についてご紹介します。

あらかじめ悪質なキャッシュバッカーについて知っておくと、ドタキャンをされて傷つくことも、無駄な時間を過ごすこともなくなりますよ。

ワンポイント

キャッシュバッカーについて知りたい方はこちらの記事「出会い系のキャッシュバッカー、その手口とは?」をご覧ください。

私がキャッシュバッカーに引っかかった時の話

これは私が実際にキャッシュバッカーに引っかかった時の話になりますが、ある日サイト内で一人の女の子と仲良くなりました。

2人の会話はテンポ良く進み、近いうちに東京の品川駅あたりで一緒に飲もうということになったのです。

実際に会うのであれば、直アドや電話番号を交換した方がいいのではと女の子に提案しましたが、連絡先は直接会ってから教えると言われたので、ポイントがもったいと思いながらも、サイト内でやり取りを続けることにしました。

そして約束の待ち合わせ当日、仕事の休み時間中に「今日は楽しみだね!待ち合わせは、品川駅の、どこ口だったっけ?」と、送ってみたのです。

実はこの時、待ち合わせの時間も場所もしっかりと覚えていました。

ですが、一応念の為に再確認をしたいという気持ちと、何となく話が上手く行き過ぎているという懐疑心から、相手のメールでボロが出ないかを確認してみたかったのです。

すると、すぐさま「えー、忘れたの?待ち合わせ場所忘れるなんて意味わかんない、さよなら。」という返信がきて、そのまま約束をドタキャンされたことがあります。

ここで私はようやく、「しまった、キャッシュバッカーだったのか」と気付くことができました。

なぜなら、これから会うというタイミングで、相手から待ち合わせ時間や場所の確認をされただけで怒ってドタキャンするはずがありませんよね。

しかし、キャッシュバッカーにとっては願ってもないことだったのでしょう。

こちらの態度に対して適当に難癖をつけて、約束を一方的に破棄してきたのです。

この場合は、実際に待ち合わせ場所に着く前にキャッシュバッカーだったと判明したので、精神的なダメージは少なくて済みました。

実は、それで話は終わらず、後日談があります。

このキャッシュバッカーは数ヶ月後にしれっと、初めてメールした時と全く同じ文章でこちらにメールしてきたのです。

もちろん即、無視リストに登録し、ついでにキャッシュバッカーだとサイト側に通報しておきました。

キャッシュバッカーというのは、延べ1000人単位でメールの相手をしなければ稼ぐことはできないため、いちいち騙した相手のことなど覚えてはいないのでしょう。

出会い系サイトにはどうしてキャッシュバッカーが潜んでいるの?

ところで、どうして出会い系サイトにはキャッシュバッカーが潜んでいるのか、あなたはご存知でしょうか。

実は、表向きは出会い系側もキャッシュバッカーの利用を禁止しているものの、出会い系サイトにはキャッシュバッカーがいることによるメリットがあるのです。

それは、キャッシュバッカーという女性利用者が増えることにより、サイトを盛り上げ、男性利用者を増やすことができるというものです。

一般的に出会い系サイトは、女性よりも男性の利用者の方が多いでしょう。

男性としては女性の利用者が多い方が、出会える確率が高くなると感じるものです。

それなので男性は必然的に、女性が多い出会い系サイトに登録しようとします。

このように、女性と出会いたい男性利用者を少しでも多く確保する為にも、キャッシュバッカーが必要だとされているとも言われています。

男性にとっては迷惑でしかないキャッシュバッカーですが、出会い系サイトでは重宝されているという現実もあり、中々根絶しにくいんですね。

ワンポイント

とはいえ、これは後述しますが最近の出会い系サイト・アプリではキャッシュバック率も下がってきているため、キャッシュバッカーの存在はほとんど見かけなくはなりました。

ほんと、たまーーーーーーーーーに「あれ、こいつもしかして?」って思うような人を見かけるぐらいで、全盛期に比べるとキャッシュバッカーはレアな存在になりつつあります。なので安心して利用してくれて大丈夫です。

キャッシュバッカーに騙されるとどうなるの?

キャッシュバッカーに騙されることは腹立たしいものですが、具体的にはどのような不利益があるのでしょうか。

まず、女性との真剣な出会いを求めている男性にとってはキャッシュバッカーとのやりとりは無駄ですよね。

相手には会うつもりも、付き合うつもりも一切ありません。

交際する気持ちがない女性との時間は、無意味なものではないでしょうか。

次に、金銭面の不利益です。

男性は出会い系サイトを利用する為に、料金が発生します。

キャッシュバッカーにひっかかってしまうと、無駄にポイントが消費されてしまい、金銭的負担が大きくなるのです。

そして最後に、待ち合わせ場所まで行ったのにドタキャンされて悲しい思いをすることもあります。

女性と出会えると思って浮足立っていたのに、一気に崖に突き落とされるような気分にさせられるのです。

簡単にキャッシュバッカーを見破る方法はあるの?

キャッシュバッカーを相手にすることに、メリットは何一つありません。

始めから出会い系サイトに潜むキャッシュバッカーを見破ることができれば、無駄な時間を過ごさずにすみますよね。

しかし正直なところ、キャッシュバッカーは業者ではなく個人であることが多い為、100%見破ることは難しいのです。

それに相手もお金を稼ぐ為に、一般の女性に成りすましています。

男性に怪しいと思われしまうと、稼ぐことができなくなるからです。

やりとりを不自然に長引かせようとする女性は警戒するべき

まず、相手の女性が不自然に会話を長引かせようとしていると感じたなら、キャッシュバッカーを警戒した方がよさそうです。

なぜならキャッシュバッカーは、少しでも長くサイト内で男性とやりとりをしなければ収入を得ることができないからです。

具体的な傾向ですが、例えばキャッシュバッカーからのメッセージは男性からの返信をもらう為に疑問形で終わることが多いです。

細かいことまで質問をして、どうにかして会話を続けようとするのです。

そして男性からの返信がなければ、また再度疑問形でメッセージを送ってくることもあります。

このように、真剣に男性と出会いたいという女性にしては不自然な内容であれば、相手はキャッシュバッカーだと疑ってもいいかもしれません。

一般の女性は余程相手に興味がない限り、男性に対し質問攻めだけのメッセージを送ることはありませんよ。

ワンポイント

変わり種の手口として、アダルト画像を送りつけて男性の気を引こうとしてくる場合もあります。

思いもかけないスケベ写真に目がくらんで、ついついサイト内のやりとりを続けてしまう……あるあるですよね(笑)

この手口に引っかかると、自分でも気付かない内にいつの間にかかなりの金額を課金してしまい、キャッシュバッカーを喜ばせる結果になります。

エロの誘惑に打ち勝つのは難しいですが、断固たる決意でもってはねのけるようにがんばりましょう!

美人すぎる、可愛すぎる女性はキャッシュバッカーかも

プロフィール画像を見た時、美人や可愛い女性はキャッシュバッカーとして警戒することに越したことはありません。

プロフィール画像が美人であれば男性は、ひょっとしたらこんな美人と付き合えるかもしれない…と淡い期待を持つものですよね。

キャッシュバッカーは男心を巧みに揺さぶろうとするでしょう。

しかし冷静に考えると、芸能人のような容姿な女性であれば男性から言い寄られることも多いはずなので、わざわざ出会い系サイトに登録する必要はないのではないでしょうか。

もしかしたらそのプロフィール画像はどこかのサイトで拾ってきて、無断で使っている写真の可能性があります。

もちろん今は画像の加工技術も優れているので、美人だからといって本人ではないとは言い切れません。

それでも実際女性と会えた時に、別人かと思う程衝撃を受ける男性はいるので、プロフィール画像が女性の本来の姿とは限らないことは覚えていた方がよさそうです。

直アドやLINE、フリーメールのアドレスが交換できない女性は注意

キャッシュバッカーに騙されないようにする対策として、直アドまたはLINEなどの直接の連絡先の交換ができない相手は、全てキャッシュバッカー認定してしまうと良いかもしれませんね。

特にフリーメールのアドレス交換すらできない女性は、かなりの確率でキャッシュバッカーだと思っていいでしょう。

フリーメールのアドレスは捨てアドと呼ばれるように、個人情報が漏れる心配は少ないですし、もし相手との関わりを断ちたい時も簡単にアドレスを捨てることができるのに、拒絶するのは不自然ですよね。

というのも、キャッシュバッカーはサイト内のキャッシュバックシステムを利用して小銭を稼いでいるので、直接連絡を取れるようにしてしまうと儲けが出ません。

キャッシュバッカー側からすればそれは困ることなので、あれこれ理由をつけて直アドやLINEの交換を拒否してくるのです。

それは、フリーメールのアドレスでも同様です。

キャッシュバッカーは、なんとしてもサイト内でやりとりしなければならないのです。

つまり、会う約束はできるのに直アドやLINE、フリーメールの交換を頑なに拒否してくるようであれば、それはキャッシュバッカーだと認定してブロックしてしまった方が良いでしょう。

キャッシュバッカー以外にも直アドやLINE交換を拒否する女性はいるので見極めは慎重に

キャッシュバッカーに騙されない為には、直アドやLINE交換を拒否する女性には見切りをつけるとお話をしましたが、例外もあります。

サイト内でのやりとりを希望する女性の中には、キャッシュバッカーではなく一般の女性も含まれているからです。

女性は、男性と出会う為に出会い系サイトを利用しているのですが、やはり見ず知らずの人に直アドやLINE等の個人情報を教えることに抵抗があります。

どうしても女性は男性に対し警戒心が強くなるので、やりとりをしている相手を本当に信用していいのかはっきりするまで、サイト内でのやりとりを希望するのです。

このように、真剣に出会いを求めているからこそ直アドやLINE交換に抵抗感を出す女性がいることを忘れてはいけません。

キャッシュバッカーに騙されないように対策をすることは必要ですが、相手を見極める為にも、すぐに直アドをゲットしようと焦らずに、必ず3~4通程度しっかりとやりとりを重ねた上で行動に移しましょう。

女性からすれば、1通目からいきなり直アドを聞いてくるような男性は信用できないものです。

あくまでも正しい手順を踏んで連絡先の交換を持ちかけ、そこの可否でジャッジするようにしましょう。

執筆者の体験談

ちなみに私は、私自身がキャッシュバッカーの被害にあって以来、連絡先交換に応じない相手は100%完全にシャットアウトしています。

そもそも連絡先の交換程度でゴネる人は、その後実際にデートの約束をしたり、ラブホテルに誘ったり、そういったこちらがキメていきたいポイントで毎回ゴネます。

ゴネる女相手に気を遣うのも馬鹿らしいですよね?

ちなみに、キャッシュバッカーが稼げる金額って?

ちなみに、キャッシュバッカーとは一体どれぐらい稼げるものなのか気になりますよね。

ざっくりと試算してみたところ、キャッシュバッカーとして1日1,000人とのメールをこなしたとしても、1日の稼ぎとしてはせいぜい5,000円~8,000円程度のようです。

高校生や大学生のアルバイトとしては上々かもしれませんが、到底大人が満足できる稼ぎではありませんよね。

それに1日1,000人とメールするとなると、朝から晩まで延べ15時間ぐらいはサイトに張り付いていないと不可能なはずです。つまり時給にして300円~500円ぐらい。

これでは効率的に、且つ楽をして稼いでいるとは言えないでしょう。

1日中必死にスマホやパソコンに張り付いても、得られる金額はそこまで多くないのです。

所詮キャッシュバッカーは人を騙すことでしかお金を得られない小物なんです。そう思えば、過去これまで騙されてしまったという方も溜飲が下がるのではないでしょうか。

ドタキャンされてもくじけるな!

さて、ドタキャンについて話そうと思ったら色々と話は逸れましたが、結局言えることは1つだけです。

それは「出会い系にドタキャンは付き物」だということです!

どれだけがんばっても、万全を期しても、相手の気分がふらっと変わってしまったらドタキャンはされます。

それはあなたのせいではなく、ただただ相手の気まぐれなだけなんです。

ですので、出会い系で女の子にドタキャンされたとしてもあまりネガティブに考えすぎず、前向きに次の出会いを求めていきましょう!